はろー

はろーで始まっておやすみで終わる電話。
その間に私の気持ちは濾過されていく。
別に特別なことを言われるわけでもない。
慰められるわけでも励まされるわけでも、ない。

勝手に怒りをぶつけたり、
泣いたり、笑ったりするだけで
電話を切る頃には安心してねむれる。

そんな電話相手がいることは素敵なことだ。



何回この人に助けられたんだろう。
そして私は何回裏切ったんだろう。



私、甘えてるんだろうな。